雪の日のレストラン

 雪の日のレストラン

そのレストランは、山に入る一本道をずっといかなければなりません。
雪の中におくらがみえてきたら右にまがります。
           

                           
雪がふります。 のんのん のんのん 雪がふります。

  雪がふっただけではだめなのです。

  風がふかなければだめなのです。

  風もふいただけではだめなのです。

  大きな木が根こそぎ引きぬかれるようにふかなければだめなのです。

  すると・・・

  「雪のレストラン」があらわれます。

  

  まずおきゃくさまをおむかえするのは

  ホールたんとうのきりんさん。

  ながいくびでおきゃくさまのとうちゃくをしらせます。

  それだけではありません、何をめしあがりたいのかもわかって

  おきゃくさまが席についてほっとしたころには料理がはこばれてきます。

  寒い雪と風の中をきてくださったんですから、ね。



その料理をはこぶのは ぞうさん。 
                       
どんなにたくさんのおきゃくさまがおみえになっても

その長いはなにたくさんのお皿をのせることができるのであわてません。
こどもたちのにんきものです。

                                                                                 
ラブラドールのロンくんはやさいたんとうのシェフ
       
      チーフシェフはライオンさん。


さあ、このレストランではどんな料理がでてくるのかしら。
どんなおきゃくさまが きてくれるんでしょう。

つぎの大雪、大風はいつかしら。



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